手堅いレースは賢明
万馬券と言えば、競馬ファンであれば誰でも憧れる、一生に一度は的中させてみたい馬券ではないでしょうか。
かつては馬券の種類が少なく、単勝、複勝、枠番連勝しかありませんでした。
この時代には万馬券が出る確率は非常に低く、まさに競馬ファンにとって憧れの馬券であり、万馬券が出た次の日のスポーツ競馬予想には「万馬券的中」と大きな見出しでニュースとなったものです。
しかし近年では三連単や三連複という種類の馬券が発売され、万馬券はそう珍しいものではなくなりました。
おそらく一日10~12レース見てみますと、必ずどこかで万馬券が出ていることと思います。
それどころか10万馬券、100万馬券という馬券も出ており、過去のデータを見てみますと1000万馬券も何度か的中しているようなので驚きです。
100円玉一枚で買った馬券が、1万円どころか、10万円や100万円になってしまうのですから、競馬ファンならずとも夢を見てしまいますね。
日本では、国の法律でギャンブルは禁止されています。
その理由は「射幸心をあおるから」というものです。
射幸心とは、まぐれ当たりによる利益を願う気持ちであり、例えばカジノ映画などで見られる、負けを取り返そうと次々と賭け金をつぎ込んで行く時の心境でしょう。
このような行為を防ぐため、日本では法律でギャンブルが禁止されていますが、この競馬は公営ギャンブルとして例外的に賭けが認められています。
ここでポイントです。
おそらく競馬ではカジノのようなギャンブルにはならないと踏んでいるのでしょうが、この万馬券や10万馬券、100万馬券をみるとどうしても射幸心があおられてしまいます。
一攫千金を夢見て、いつかは万馬券以上の馬券を当ててやろうと躍起になって馬券を買い続ける競馬ファンもいるのではないでしょうか。
これはどう見ても射幸心があおられていて、JRAの売上向上のための作戦としか思えません。
一口たった100円で買える馬券。
万馬券以上の当たりが出ればその元はあっという間にとれてしまうはず、とズルズルと買い続け、振り返ってみると信じられない投資をしていた、と言う事になりかねません。
夢を見るのも楽しいですが、夢ばかりを追わず、手堅いレースも賢明と言えますね。